「釣ってきた魚や買ってきた刺身を冷凍したら、解凍時にドリップ(赤い旨味成分の液)が出て食感がグチャグチャになってしまった…」という経験はありませんか?
実は、家庭用真空パック機「真空パックんシェフ3Plus」で、ビニール袋に入れたアルコールを真空パックして冷却し、お刺身を急速冷凍するとお店のような「ドリップを出さないプロの急速冷凍」が自宅で再現できます!
今回は、食品にかかっても安心なアルコール製剤と高機能真空袋を使用した、安全で効果的な「アルコール冷却パック」の作り方と活用法を解説します。
なぜアルコール冷却パックで「ドリップ」が出ないの?(科学的根拠)
一般的な冷凍庫(約-18℃)で食品を凍らせると、凍結までに時間がかかり、食品内部の水分の結晶(氷結晶)が大きく成長してしまいます。この大きな氷結晶が魚の細胞破壊を引き起こし、解凍時に旨味と一緒に水分が流れ出る「ドリップ」の原因となります。
一方、高濃度のアルコールはマイナス20℃以下の冷凍庫に入れても液体状態(液体冷却)のままです。
- 空気の熱伝導率:約 0.024 W/(m・K)
- 液体の熱伝導率:約 0.1〜0.5 W/(m・K) (空気の約10〜20倍)
冷やされた「液体」に真空パックした刺身を直接挟み込むことで、空気中で冷やすよりも圧倒的なスピードで急速凍結されます。細胞が破壊される間もなく一瞬で凍るため、解凍してもドリップが出ず、獲れたて・切り立てのプリプリした食感と旨味を保つことができるのです。

今回使用する材料・道具
安全かつ確実に作成するため、以下のアイテムを使用します。
1. 「アルコール77」(アルコール濃度75%以上)
このアルコール製剤を500ml使用します。食品添加物規格の成分で構成されているため、万が一の際にも安心です。

2. 真空袋:クリロン化成「彊美人(きょうびじん) XS-2030」
ハイバリア・高耐冷性でしなやかな高機能フィルム袋です。マイナス40℃の冷凍にも耐えるため、アルコール冷却パックの作成に最適です。

3. 真空パック機:「真空パックんシェフ3Plus」
液体対応のチャンバー式真空パック機を使用します。

アルコール冷却パックの作り方
STEP 1:彊美人にアルコールを入れる
「彊美人 XS-2030」の中に、「BY ROLAND」を500ml注ぎ入れます。

💡ポイント
袋の容量(20cm×30cm)に対して500mlは適量ですが、シール面に液体が付着しないよう、口元をしっかり開けて静かに注いでください。
STEP 2:真空パックんシェフ3Plusで脱気・シール
- 袋の開口部(接着面)にアルコールが付着していないか確認し、拭き取ります。
- アルコールを入れたビニール袋をセットしボタンを押して脱気を開始します。


STEP 3:二重パック加工(必須)
アルコールの揮発や万が一の漏れを防ぐため、シール加工した袋をさらにもう1枚の「彊美人 XS-2030」に入れて二重に真空シールします。これにより耐久性が飛躍的に向上します。
STEP 4:冷凍庫でしっかり冷やす
これを2パック作っておき、平らな状態で冷凍庫(約-18℃〜-20℃)に1日入れて冷やし込みます。冷えても凍らず、キンキンに冷えた液体の袋が完成します。

刺身をドリップなしで急速冷凍する実践手順
- 刺身を真空パックする
サクや切り身にした刺身を別の真空袋に入れ、「真空パックんシェフ3Plus」でしっかり空気を抜いて真空パックします。 - アルコール冷却パックで挟む
冷凍庫で冷やしておいた2つのアルコール冷却パックの「間」に、真空パックした刺身をサンドイッチするように挟みます。 - そのまま冷凍庫へ
液体の密着力と圧倒的な冷やすスピードにより、短時間でカチコチに急速凍結されます。
⚠️ 安全に使用するための注意点
- 火気厳禁:高濃度アルコールを使用するため、キッチンのコンロや火気の近くでは絶対に作業・保管をしないでください。
- 二重パックの徹底:アルコールが漏れると冷凍庫内の他の食品に影響したり、引火の原因になります。必ず「彊美人」で二重に密閉してください。
- 直接肌に触れない:マイナス15℃以下の液体パックになるため、素手で長く持つと凍傷を起こす危険があります。扱う際は手袋やタオルを使用してください。
まとめ
「アルコール77」の安心感と「彊美人」の丈夫さを活かしたアルコール冷却パックがあれば、家庭の冷凍庫でもプロ顔負けの急速凍結が可能です。
刺身の美味しさをそのままキープしたい釣り人や料理好きの方は、ぜひ「真空パックんシェフ3Plus」を使って作ってみてください!






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