自宅サーバーにKVMを導入し仮想環境を構築します。
ちなみに、このブログはゲストOSのAlmalinuxで公開しています。
今回はコマンドラインでの操作になります。GUIで操作出来るCockpitは別記事で掲載します。
1. 仮想化機能(CPU)の確認
KVMを動かすには、CPUの仮想化支援機能(Intel VT-x または AMD-V)がホストサーバー側で有効である必要があります。
[root@almalinux ~]# egrep -c '(vmx|svm)' /proc/cpuinfo
4出力結果が 1以上 であれば対応しています。
- 0 の場合は、BIOS/UEFIやホスト側の設定で仮想化機能を有効にしてください。
2. 必要パッケージのインストール
コマンドラインでの管理・構築に必要な最小限のパッケージ群(qemu-kvm、libvirt、virt-install)をインストールします。
[root@almalinux ~]# sudo dnf install -y qemu-kvm libvirt virt-install- qemu-kvm: 仮想化を行うコアソフトウェア
- libvirt: 仮想化を管理するためのAPIやCLIツール(virshなど)
- virt-install: コマンドラインから仮想マシンを作成するツール
3. サービスの起動と自動起動設定
仮想化管理デーモン(libvirtd)を起動し、システム起動時に自動で立ち上がるように設定します。
[root@almalinux ~]# systemctl enable --now libvirtd正しく起動しているか、ステータスを確認します。
[root@almalinux ~]# systemctl status libvirtd
○ libvirtd.service - libvirt legacy monolithic daemon
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/libvirtd.service; disabled; preset: disabled)
Active: inactive (dead)
TriggeredBy: ○ libvirtd-admin.socket
○ libvirtd.socket
○ libvirtd-ro.socket
Docs: man:libvirtd(8)
https://libvirt.org/出力の中に active (running) と表示されていれば問題ありません。
4. KVMモジュールのロード確認
KVMがカーネルに正しく認識されているか確認します。
[root@almalinux ~]# lsmod | grep kvm
kvm_intel 524288 4
kvm 1417216 3 kvm_intel※AMD製CPUの場合は kvm_amd と表示されます。何も出力されない場合は、手順1の仮想化支援機能が有効になっていない可能性があります。
5.ブリッジネットワーク(Bridge)の作成
デフォルトままゲストOSをインストールしてしまうと、ゲストOSは違うネットワーク構成を組んでしまうので、ゲストOS側とホストOS側をブリッジさせる設定をします。
【KVM】ブリッジネットワーク(Bridge)を設定する方法(CLI編)
6.ゲストOSインストール(Almalinux編)
GUIは見やすいのですが、非力なCPUのマシンですのでCUIでインストールします。



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